【イベントレポート】
メディックTOMAS主催 医学部入試ガイダンス
~夏の効果的な勉強法~

【イベントレポート】<br>メディックTOMAS主催 医学部入試ガイダンス<br>~夏の効果的な勉強法~

6/30(日)市ヶ谷にて、勝負の夏を控えた受験生と保護者に向けて、夏の効果的な学習法についてお伝えしました。

2部では現役合格、1浪、2浪合格の3人の現役医大生に登壇いただき、夏期の学習法や成功談・失敗談、受験校選びなどについてざっくばらんにお話を伺いました。

1部:夏の効果的な勉強法
メディックTOMAS市ヶ谷校 校長 萩原一裕

1部:夏の効果的な勉強法

本日は医学部受験における夏の位置づけと、各科目の学習のポイントをお伝えします。
医学部受験においては、夏は「苦手分野をつぶす期間、基礎固めを完成させる最後のチャンス」ととらえてください。
夏に苦手克服・基礎固めに成功した受験生はその後一気に伸びていきますし、放置したまま夏を過ごした受験生は秋以降伸び悩むことになります。

大手予備校にお通いの方ですと、個々が抱える苦手箇所を克服する前に、夏期講習を次々と受講して消化不良を起こすことがあります。結局苦手箇所は秋に持ち越し、夏期講習で学んだ内容も定着しないまま秋を迎えてしまうリスクがあります。
自分の弱点も明確になっていない5月末~6月初旬の段階で、締め切りに迫られて夏期講習の受講講座を決めるわけですから、無理もありません。

医学部合格を目指すのであれば、夏は先に進むことにとらわれず、苦手分野をつぶすことに重きを置いていただきたい。


模試の成績表では、判定や偏差値ばかり見てはいけない

では自分の苦手分野はどうやって自覚すればよいか。
模試の成績表では判定や偏差値に目が行きがちですが、ここで設問別分析を見るのです。受験生平均を切っているところが苦手箇所です。
ここを夏にしっかり対策しましょう。そうでないと秋以降、過去問演習に本格的に取り組もうとした際に手が止まってしまいます。
夏のうちに教科書レベルまでで構わないので固めきってください。欲を言えば英数は典型例題レベルまで仕上げるとベストですね。
「模試の時はたまたま間違えただけです」と言う受験生もよくいます。そんな方はプロの指導者に自分の力を見てもらい、どこがダメなのか指摘を受けて対策をとったほうがよいでしょう。放置したまま夏を終えてしまうのが一番危険です。


理科は最低一科目仕上げる

英数が仕上がっている人は理科も一科目仕上げにかかってください。二科目とも仕上げた状態にもっていける人はなかなかいません。受験本番でも理科は一科目で勝負をかけ、もう一科目は受験生平均を突破できれば、英数をしっかり仕上げている受験生であれば理科で足を引っ張られることはないでしょう。
それではここからは、科目別の学習のポイントについてお伝えしていきます。


英語

● 英単語
どれでも構わないので夏のうちに必ず一冊仕上げましょう。色々な単語帳に手を出して、挙句どれも身についていない受験生が散見されます。コツとしては、まず一気に一周してみることです。一周してしまえば、二~三周するのは簡単です。わからない所があっても手を止めずまず一周すること。
自分が選んだ一冊で医学部合格に足りるのか不安な人は、先生か我々に聞いてみてください。

● 英文法/英語構文
こちらも夏に固めておきたいところです。
意識していただきたいのは、4択の文法問題で正解することが目標ではなく、文章を正しく把握し、記述論述問題で作成した答案を、減点されないレベルにもっていくことが目標だということです。構文がズレてると大きく減点されることがあります。フォレスト、ジーニアスなど厚めの英文法書を手元に置いて、英文を読んでわからなければ一手間かけてでもきちんと調べましょう。そういう時間がとれるのも夏期が最後です。

● 英語長文読解精読・速読
学校の授業で扱ってくれることが多いようです。既卒の方は毎日1~2題ずつでもやれると良いでしょう。そして、精読した文章を音読し、速読につなげてください。医学部入試の試験は時間との闘いです。

● 英作文
過去問の状況を見てから対策の度合いを考えると良いでしょう。例えば整序英作のみであれば、そこまで対策をする必要はないかも知れません。記述式であっても1~2行の英作文であれば構文を知っていれば書けるでしょう。

● リスニング
意外とリスニングだけ大きく失点している受験生も少なくありません。思っているよりも対策に時間がかかります。可能であれば夏に単語帳についてくるCDを聞く習慣などがもてると良いですね。出来れば夏までにセンターレベルまで仕上げることを目標にしてください。


記述答案作成技術の向上

できれば国公立を狙っている生徒は添削指導を受けられると良いですね。なぜなら、自分の作成した答案が、どこでどれくらい減点されているかに気付いていないからです。
自分では満点だと思っていてもコツコツ減点されている、なんてことも多いんですね。どこがどう間違っているのか、毎回指摘を受けて改善していくことが上達の一番の近道です。

この他、ガイダンスでは数学、物理、化学、生物、国語、倫理政経、地理についてもポイントをお伝えしました。各科目について詳しくお聞きになりたい方は、無料個別カウンセリングにお越しください。汎用的なアドバイスだけでなく、あなたの現状に即した今後の学習のポイントをお話しします。

第二部 合格者インタビュー
聖マリアンナ医科大学医学部1年 角田彩華さん(実践女子学園高出身)
昭和大学医学部1年 鈴木雅子さん(白百合学園高出身) 
日本大学医学部1年 大谷泰斗君(暁星学園高出身)


Q.現役合格された角田さん、いつ頃第一志望校を決められましたか?

角田さん角田さん:
高2夏に医学部をめざすことを決めてメディックTOMASに入会し、担任やT.A.と相談し東京医科大に決めました。そのままずっと東京医科大が第一志望でした。


Q.公募推薦も受けられたそうですね

角田さん:
私は公募推薦で聖マリを受け二次不合格になりました。受けた理由は浪人を回避したかったからです。受験したメリットは早い段階で二次対策をできたことと、大学を見れたこと、デメリットは一般の対策にさく時間が減ったことです。主に日曜日を推薦対策にあてていました。


Q.浪人された鈴木さん大谷君にお聞きします。現役、浪人時の受験校はどのように選びましたか?

鈴木さん鈴木さん:
現役の頃は模試をあまり受けておらず、自分の実力がよくわかっていませんでした。
受験後に得点開示をしたところ、ABCDランク中Dばかりで、全然ダメだったことを認識。
1浪時には金沢医科など地方の大学も受けました。
2浪時は、どうしても今年で決めたくて受けられるところをひたすら受けました。
沢山受験して良かった点は、4日連続1次試験で疲れたけど受験に慣れることができたことです。後半は2次の質問も予想がついたので、緊張なく受けることができました。首都圏以外に近畿大や獨協医科大もあったので、体力的にはきつかったです。

大谷君:
浪人時は下は金沢医科から上は国際医療福祉まで計9個受けました。結果、1次試験が8日連続になってしまい1校は受験しに行きませんでした。たくさん受験したことで、二次試験ではほとんど緊張しなくなったのはよかったです。面接で聞かれる内容も似ているので、うまく答えられるようになっていったと思います。


Q.メディックTOMASを選んだ理由は?

大谷君大谷君:
自分は高3の時あまり勉強していなかったんですね。そこでいざ浪人するにあたり、周りは駿台河合が多かったので、友達とつるんで気が緩まないように、メディックTOMAS1本で浪人生活を送ることに決めました。

鈴木さん:
一浪時は駿台にも籍を置き全教科の基礎を集団授業で学び、メディックでは特に苦手な英語だけ受講していました。2浪時は、残っている弱点、苦手分野を重点的に潰していきたかったので個別指導のメディック1本に絞りました。 

角田さん:
医学部を目指したのが高2の夏からで、周りより遅れている自覚がありました。そこで、医学部受験に詳しく医学部受験生だけを見ているメディックTOMASを選びました。


Q.ご自身の夏の学習について、詳しく教えてください。

大谷君:
浪人の春から基礎固めに注力し、自分ではできているつもりでした。しかし、模試で解けなかった問題を見直すと、解けなければいけない基本的なところでの失点が多かったんです。そこで、当初の予定では応用問題に時間をさくことにしていましたが、基礎的な問題集を周回することにしました。あまり上位の医学部を受ける予定はなったので、標準的な問題が解けるようになることを念頭において勉強していました。

鈴木さん:
物理は問題集中心でしたが、数学、化学、英語などはメディックの先生が作ってくれた問題をひたすら解いていました。

角田さん:
数学ⅠAⅡBは黄チャート、数Ⅲは青チャート、英語はメディックで渡されたプリントやターゲット1900、生物はセミナー、化学は重要問題集をメインに取り組んでいました。
浪人生に比べ遅れている数Ⅲを重点的にやりました。
また、夏から理科にも本腰を入れるべく、夏前から生物化学に割く時間を少しずつ増やしていきました。


Q.夏の模試の成績はどうでしたか

角田さん:
7月の河合模試では、数学がやらかして50くらい(汗)、英語と生物が60程度、化学が65程度でした。

大谷君:
浪人の春に受けた最初の模試ではある程度とれて総合で65を超えました。しかし、第2~3回は全部E判定まで下がってしまいました。ショックでしたが模試と本番は違うと自分に言い聞かせ、基本を固めることに専念しました。

鈴木さん:
現役、一浪ともに悲惨でほぼE判定でした。
2浪の春に一念発起して頑張ったおかげで、5月の模試で昭和がB判定、慈恵会がC判定、学校によってはA判定も出ました。そのまま夏も良い判定が出ていました。


Q.模試の取り組み方について

角田さん:
全てできるように、ではなく「模試前までに習った分野で落とさないように」ということを意識していました。復習は、できなかったところは必ずやるようにしていました。

鈴木さん:
理科の復習を特に徹底していました。本来ならば苦手科目の英語に時間を割くべきなのかもしれませんが、英語は間違えたところが多すぎて復習に時間がかかるため、先生に結果をもっていき要点を絞って教わるようにしていました。また、模試の解説と違う解法で解いていた時などは、自分の解法でも問題ないかを先生に見てもらうようにしていました。

大谷君:
問題集ではできていたのに模試だとできないところを見つけるために利用していました。模試でできないということは、本番でもできない可能性があるので。模試後は三日ほど予定をあけておき、できなかったところを習得するようにしていました。


Q.夏期の学習時間はどれくらいでしたか?

大谷君:
メディックに朝8時頃に来て毎日12~3時間はいたと思います。昼は外に食べに出たり、散歩もしていました。純粋な勉強時間で言うと8時間くらいですね。友達と食事に行くなど息抜きも適宜挟んでいました。

鈴木さん:
朝に強い方だったので7時半にはメディックに来て、夜は17~18時には帰る生活でした。
近くの神社まで散歩したりもしていました。勉強時間は私も8時間くらいです。

角田さん:
現役生だったので6月など平日は学校後にメディックに直行して6~7時間やっていました。夏休みは朝7時半に来て閉館までいました。勉強時間としては10~11時間やっていたと思います。浪人生に後れをとらないようにと必死でした。


Q.勉強をするうえで意識した事は?

大谷君:
現役から数学が苦手で過去問では2~3割しかとれないことも多々ありました。浪人が始まって最初の3~4か月は数学の基礎固めに注力したのですが、夏の模試で考察力を要する問題が全然解けず。そこで思い切って、理科2科目を伸ばし英語も固めることで、数学は合格者最低点さえ切らなければよい!という作戦にシフトしました。

鈴木さん:
英語がダントツで苦手でした。しかし、英語と比べればマシと言うだけで、理科2教科、数学も大してできていないことに気付いて、浪人では他科目にも時間を割くようにしました。
理科には結構な時間をかけました。特に数Ⅲについては序盤の模試で出題範囲に入っていなかったため苦手であることに気づくのが遅れて、夏に強化しました。

角田さん:
理科が浪人に比べて遅れていたので化学と生物に時間を割きました。数学も毎日取り組み、英語は電車の行き来の時間などを活用したり、寝る前に音読していました。


Q.保護者にやってもらってよかったこと

大谷君:
現役で落ちた時に両親から説教されましたが、その後、浪人期間中は何も言われず、信頼して見守ってくれていました。模試も見せなくてよいと言ってくれたので、ストレスにならなくてよかったです。

鈴木さん:
あまり干渉してこなかったので、今思えば感謝しています。また、受験校選びでは、各大学の雰囲気などを教えてくれるなど、協力してくれたのがありがたかったです。

角田さん:
私もあまりとやかく言われなかったことがありがたかったです。
帰ってきてから私の好物を出してくれたりして、ささやかな気遣いをしてくれたことにも感謝しています。 

■ 無料個別カウンセリング、学習相談をご希望の方はコチラ


TOMASサイトのオススメ

合格まんが 中学受験志望校対策相談室 TOMAS校舎インタビュー

Article List記事一覧

Recommendオススメ記事

難関校合格へのブレイクスルー
おかあさんの参考書
さきよみ中学受験

新着記事New

カテゴリCategory

  • facebook
  • サイトポリシー